田里弥のキーパーソンぶり
司馬尚の策略に巧妙に引っかかった王翦軍は、被害を受けつつも立ち上がりを見せることができるのか。
そこで注目されるのが、田里弥の存在です。
クラスの軍長ですら理解できていない戦況を見抜いた田里弥が、いかに王翦のピンチを救うかが今回の戦での鍵となるでしょう。
王翦は、知略型の将軍で自分で戦う印象はなく、戦術で戦う武将です。
そのため今の王翦の状況はピンチに陥っています。そこで、今深手を負いながらもフリーである田里弥が王翦の元へ間に合うかどうかが今回の戦で重要になってくると考えています
李牧の心理戦
李牧の性格的に、自分以外の兵士にしんがりをさせて生き残るような作戦は絶対に取りません。
しかし、今回の土塁の砦に残された兵士は、100%負けることがわかっているのに李牧だけが脱出しています。それは、飛信隊が投降兵を殺さないことがわかっていたからです。
信が10代前半の時から知っている李牧は、信の性格まで考慮してこの土塁の作戦を取り入れているのです。
やっぱり、李牧は恐ろしいですね
地下道の罠と信の選択肢
李牧が残した地下道の罠は、信にとって難解な状況を招いています。信が取るべき行動は2つありますが、どちらを選ぶのか。それが今後の展開の鍵を握るでしょう。
地下道を追う冒険心
信が過去の自分であれば、地下道に突入していたでしょう。
しかし、将軍としての信は冷静であり、未知の状況に無謀に突っ込むことは考えにくい。
果たして、彼はこの冒険に踏み切るのでしょうか。
砦から撤退
安全な選択として土塁の砦からの撤退があります。砦から信が元にいた持ち場に戻ることができれば、飛信隊の持ち場まで、助けに来てくれていた王賁も王翦軍本隊の援軍に行くことができるため、少しは秦軍の状況がマシになることが考えられます。
信が本能型の武将であることを考えれば、この二つ以外の選択肢を取ることが十分考えられる上、私としてもその方が楽しみですね!
期待される信の成長:
信は本能型の武将としての一面を持ちながらも、成長を遂げてきました。
今回の難局をどう切り抜けるのか、読者としては彼の予測不能な行動に期待が膨らみます。信が見せる新たな一面に期待しましょう。
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