7巻では、嬴政中華統一の第一歩として、魏軍との戦が起こった。秦軍は劣勢の中で、戦が始まるも一騎討ちによって、魏軍総大将呉慶を討ち取ることで、幕を下ろした。
場所は、邯鄲に移り、政の幼き頃の物語が始まる。
七十五話
紫夏「商人が運ぶ品を確認するのは当然ではありませんか。決めるのはそれからです。」
紫夏が、商人の金になるからやるという汚い目的ではなく、信念を持ってやっているのがよくわかりますよね
七十六話
幼き政が紫夏の前に現れると想像よりもひどい扱いを受けており、とても秦の王には思えないような姿でした。
紫夏「私も昔は嫌いでした月が。苦しみのどん底で見上げる月はいつも以上に美しく輝いて見えます。まるで自分を嘲り笑っているかのようにまさに”ふざけんな!”です。しかしそうではないと教えたくれた人がいます私の養父です。養父は言いました”月がいつも以上に輝いているのは挫けぬように励ましてくれているのだ”と」
自分の似たような境遇にいる政のことをほって置けなかったのですね。
この時政も素直に紫夏に感謝を述べています
七十七話
紫夏に運ばれることになった秦王嬴政であったが、幼少期から暴言暴力に晒されていたことからよくうなされていました。そして、矢を打たれても全く反応すらしないことに対して、紫夏は違和感を覚えます。
七十八話
政の中のもう一人の政によってうなされていた政が自分の痛みも感じぬ体では、王にはなってはいけないと悲観して、馬を降りてしまった。そのときの紫夏の言葉は胸に刺さりすぎます
紫夏「なれますよ、私がならせてみせます。痛みがないのなら私が代わりに感じてあげます。味もっ匂いも全部…でも大丈夫…あなたはちゃんと感じていますよ。あの晩一緒に月の輝きに感動したじゃありませんか。大丈夫私がついています、一緒に秦へ帰りましょう」
七十九話
紫夏「しっかりしろ!亡霊なんかいやしない!!全部まやかしだお前の前には私しかいない。全部ただの幻だ!!」
この時の紫夏のおかげで、今の嬴政があるのですね
八十話
政「あきらめるな。矢も尽きていない馬も走っているまだうなだれるときではないぞ!!今は一歩でも秦に近づくことだけを考えろ!!」
紫夏から人の温もりを感じた政が、王になることを決意した場面ですね。この時の経験が、王弟反乱で、森の中を逃げ回っていている時も絶望しなかったんですね
八十一話
江彰「拾われた生にしちゃあ上出来だ。最後まで惚れた女の側に入れたからよ」
報われなくても一途に一人の女性を愛し続けた男はかっこいいですよね
紫夏の義父「恩恵は全て次のものへ。私の命も幾人かの命によって救われてきた。その恩を余さずお前たちに注いだつもりだ。紫夏お前がこの先他人のために何かできたらそれは私にとっても大きな意味を持つ。どんな些細なことでもいい…受けた恩恵を次のものへ」
武将でも文官でも商人でも想いが紡がれていくのは変わらないものですね。
八十二話
政が紫夏の死と引き換えに秦国に入国!
信が甲冑を買うために村に向かうとそこにいたのは、田有であった。田有が飛信隊に入ってくれて本当に良かったです
八十三話八十四話八十五話
またしても、「号馬」「堅仙」「赫力」「朱凶」の連合軍に命を狙われることになった政
やはりこれを止めるのも信でしたね。
信の蛇甘平原の戦いでの成長を見て、この時に河了貂も何かしないと置いてかれてしまうという危機感が出たのでしょう。
また暗殺者側にいた羌廆も一度は河了貂を助けましたが、今後どのような動きをしていくでしょうか
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