魏戦も終わり、平穏が訪れたように思われた咸陽で、嬴政の命を狙うし客の集団が王宮内に侵入。刺客が来る情報を聞きつけた信と羌廆が、政を守るために奮闘し危機を脱した。
9巻では、黒幕である呂不韋の謁見から始まる!
九十七話
信「なんだこいつらどういうことだ。武の臭いがする奴は数人しかいねエあとは全員文官のはずだ。それなのにものすげえ重圧を受ける。信じられねエ…こいつら一人一人が戦場の武将並みの”気”を発してやがる」
呂氏一味の実力が一発で圧倒的に強いと読者全員に伝える表現力はさすが原先生ですね
この時は、ただの敵としてしか見ていませんでしたが、今見返すとかっこいいですね!
九十八話
昌文君「こらえよ信、今はこらえよ」
一番悔しいはずの昌文君が信のことを思って、諭す場面は、昌文君の良さが全て詰まっていますね。全てを大王に捧げているからこその忍耐力さすがです!
蒙武「秦の六大将軍を復活させてほしい」
この六将を巡る物語になるとは、この時は夢にも思わなかったですね。
蒙武が大王に上奏しているあたり、まだまだ若いですね笑
九十九話
六大将軍の概要だけおさらいしましょう!
・六大将軍とは、”戦神”昭王の時忠誠を誓ったものたちの中で、圧倒的な力を持ったものを六人任命する制度のこと
・この制度の中で、何よりも一番大きいのが「戦争の自由」
信が六大将軍になるのも、783話時点ではそう遠くはないかもですね
蒙武「武の証明だ。この蒙武こそ中華最強!!その証明以外一切の興味なし!!」
今もこの時も武の証明を目指していることだけは、変わっていませんね!
個人的に、この時の静かな昌平君が一番かっこよくて印象的でした
百話
信「オイまさかもう戦意喪失してんじゃねエだろうな政」
政「バカをいえ。相手にとって不足はないと言っているんだ」
ここでの、打倒呂不韋を語る二人の姿は、どこか懐かしいものを感じますね
百一話
河了貂「信オレのことそこいらの普通のおん…ガキだと思ったら大間違いだぞオレは黒卑村の河了貂様だ!!オレの野望は超お金持ちになって一生豪遊して暮らすことだ。こんなしみったれたボロ小屋でセコセコやっていく生活では断然ない!お前の稼ぎでそうしよううと思ってきたがやっぱ当てにならんお前いつ死ぬかわからんしな。だからオレも戦場に行って大金を稼ぐことにした。オレは「軍師」になるぞ!」
信に心配はかけないように河了貂なりに気を遣いながら覚悟を伝えていますね!
この覚悟のおかげで、飛信隊はこれから何度も助けられていくことになりますね!個人的に好きな場面の一つでもあります!
百二話
河了貂が羌廆に紹介されて着いた先は、秦王嬴政に敵対する勢力呂氏四柱の一人昌平君の元であった。
この時、もう河了貂は死んだかと思いましたね笑
百三話
蒙毅「吹き矢は僕には当たらないよ河了貂」
この時蒙毅はめちゃ頭の切れるやつかと思いましたが、今となっては勘違い?でしたね笑
昌平君「先日の謁見の折に昌文君の後ろにいた少年度重なる大王の危機を何度も救い先の魏戦でも奮迅の働きを示した。下僕の出身ながらすでに百将の位を手に入れた少年ー信若手の中で私が今最も手に入れたい駒です。」
今思えば、ただの駒としか扱われていないながらも、昌平君に一番ほしいと言われているのは光栄ですね(誰目線)
百四話
信「いいか羌廆お前は同じ伍で魏戦を戦った仲間として、とっくにもうオレの百人隊の頭数に入ってんだからな!!」
羌廆と初めて、腹を割って話せてお互いにとって重要な時間でしたね。羌廆の顔隠しながらでも伝わる嬉しそうな顔は印象的です
百五話
信は少しでも強くなるために王騎将軍の城へ!
信「オレは自分が思っていたよりもずっと未熟でしかもそれは一人で素振りしたり力仕事したりしても補えるものじゃないと」
信は、自分の弱さを自覚して、強くなろうともがいていたのですね
信「俺は天下の大将軍に修行をつけてほしいんだ!!」
弱さを自覚しても漂との夢を諦めるというわけではなく、さらに強くあろうとしたのですね
百六話
王騎将軍「残念なことに今の秦国に「六大将軍」の名に見合うほどの人物は一人もいませんからねエ」
しれっと秦国で、一番強いのは自分だと言う自信と誰も否定できない実績を兼ね備えている最強さがかっこいいです!
百七話
信は無法地帯の平定を命じられた
平定できたら修行をつけてくれるという条件付きで
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