キングダムを名言と共に振り返る！！！[12巻キングダム]

1 百十九話
2 百二十話
3 百二十一話
4 百二十二話
5 百二十三話
6 百二十四話
7 百二十五話
8 百二十六話
9 百二十七話
10 百二十八話
11 百二十九話

秦国は、領土拡大のために隣の小国・韓に攻め込む。だがその隙に、隣国・趙が侵攻！危急に陥った秦国は、王騎将軍を総大将とする軍を興した。

百十九話

蒙毅「甘く見過ぎだ蒙武という武将の力を」

蒙毅の父である蒙武のことを誰よりも近くで見てきたからこその言葉ですね！

初見の時は、蒙武が砕け散ると思ってしまった人も多いのではないでしょうか

百二十話

王騎将軍「戦を効率よく進めるためにはより有利に戦える地を相手より奪う事が定石です。しかし、場所獲り以外にもいい方法があります。敵の有能な武将を殺していく事です。指揮能力や戦局分析能力の高いものから順に殺していくとより効果的です。今趙右軍二万を率いている馮忌という将軍は戦局分析に非常に長けた人物です。そういう将軍は戦いが佳境になればなるほど厄介な存在となります。というわけでまずはその馮忌に消えていただきましょうか」

王騎将軍「あなた達は両軍が戦っているところへ側面より突入しどさくさに紛れて馮忌の首をとってきてください」

信も冷静さを保っているが、百人全員がびっくりですね笑笑期待されている証拠？ですね

百二十一話

信「あの無国籍地帯での修行を通して気づいた事がある。何千何万という大軍勢の戦いの中で百人って数はまさに豆粒で小さい存在だ。だがー豆粒には豆粒なりの強さがある。隙間を抜く身軽さがあり結集すれば決して砕けねｴ石にもなる！」

信の成長を感じる事ができる場面ですね！ここからの活躍は目覚ましいです

王騎将軍「では褒美を一つ。「飛信隊」この名をあなたの隊に与えます」

信の隊に名前を与えてくれてありがとうですね！

百二十二話

信「話を戻すぞ。この飛信隊は言わば一本の”飛矢”だ。敵将のところまで飛んできゃその首取れるし届かなきゃそこでたたき折られてーー全員死ぬ。そして俺らが失敗したら目の前でやられている左軍の奴らも全員死ぬ。お前らの帰りを待っている村の人間も全員死ぬんだ。」

馮忌軍の横についた時に弱気になっていた隊員に対して、話を戻すぞで一気に話に引き込んだり、檄を飛ばせるのは、信の天性の才能ですね

百二十三話

竜川「田有さんあんた一つ思い違いをしているよ。おいらの馬鹿力はあんたの三人分だ」

さっきまで、弱気だった竜川が、信の一言で覚醒した瞬間ですね。これから飛信隊は竜川に何度も助けられていくことになります

壁千人将「退がるな！！これは敵の罠だ退がっても皆殺しにあうぞ。活路は前だ！！」

この時馮忌の罠に気付いていたのは、壁と左軍の将干央だけでしたね。

百二十四話

信と渕さんの無国籍地帯での、虚をつくという戦法が生きる！

しかし、これを簡単にやってのける二人に、今回の戦で初めて信にあった面々は驚きを隠せません

百二十五話

飛信隊隊員「くそ…敵が強すぎるおまけにこっちは疲労で意識が遠くなってきた。目が霞む。今にもぶっ倒れそうだ。だが、だがしかしあいつが斬るたびに力が湧いてくる。俺らの大将が敵をぶった斬るたびに再び全身に力がみなぎる」

将が前に出た時に、隊員に力が出るのは、まるで王騎将軍のようですね。

もうこの時点で、信には、人を惹きつけるものがあったようですね

公孫龍「剣に戦いの”間合い”があるように軍を率いる将も独自の戦いの”間合い”を持つ。その範囲の中でこそ将の能力はいかんなく発揮される」

たまに、戦況を報告してくれる敵さんには感謝ですね。とてもわかりやすかったです公孫龍先生

百二十六話

澤さん「渕副将のいう通り我らには気兼ねなく行ってください。信くんが言った通りこれは勝たなくてはいけない戦いですよ。それに私を含め多くがそろそろもう限界です。精兵舞台さえ抜けていけばあとはこんなところに用はありません。我々もさっさとここを離脱しますよ逃げるだけなら我々でも十分できますからぜひ早く」

全員の生きている保証がないと、先に進めない信の性格を知っているからこそ、心配もかけさせず諭すことができたのでしょうね。しかもこのあとちゃんと生き残っているのもかっこいいですね

百二十七話

馮忌の首まであと一歩のところで、馮忌の一手によって逆に死地に叩き落とされてしまった飛信隊であったが、そこに左軍の将干央が間に合った！

百二十八話

尾到「将軍が言った通りになったぞ信。最初に言っただろう、敵が左軍と戦っている隙にどさくさに紛れて将を討てと。今がその刻だ！歩兵の足に合わせるな全速で趙将軍の首を取りに行け！」

また、歩兵の犠牲を気にして行動できなかった信を幼馴染の尾到が後押ししている場面ですね。澤さんの代わりになってくれましたね！

信「心配すんな田永、手柄は俺がもらうが恩賞は山分けにする。ここにいるお前らと後ろにいる渕さんたちと生きてるやつも死んでるやつも全員まとめてきっちり百等分だ」

信の目指す理想の将軍像がこの時から伺えます。手柄はもらうんかいと言いたいところですが笑

百二十九話

王騎将軍「大技に出るには注意が足りませんでしたねｴ。攻めが大好きなんでしょうねｴ馮忌さんは。意外と私も嫌いじゃありませんからねｴ長距離戦が」

王騎将軍は、馮忌の性格、今までの戦い方、本質全てを見抜いた上で飛信隊に重要な任を与えたのですね。騰の言うように天才ですね笑

干央「馮忌殿の飛矢が届くぞ」

この時、驚きましたね。騰と王騎以外は信のことをよく思っていないものだと思っていましたが、しっかり認められています